民事裁判

証拠を後から細工しない

民事裁判では、ご承知のとおり、証拠が重要な働きをします。

裁判官は、双方の言い分のどちらが正しいのかを、基本的に証拠に基づいて判断します。

 

そのため、仮に証拠に細工をしたような不審な点があり、「この証拠は何か怪しいぞ」と思われたら、こんな証拠を提出してくるヤツを勝たせるわけにはいかない、という気持ちになり、そのような証拠を提出した人は一気に敗訴のリスクが高まります。

ですから、証拠に何か細工をするようなことは絶対にやめましょう。

例えば、

・過去の日記や手帳を書き換えたり、加筆修正したりしてはいけません

・Eメールなども、文章を加えたりしてはいけません。

証拠は、作成されたときのまま保存しておく」これが基本です。

 

 

ABOUT ME
弁護士 中澤 剛
相続と不動産の法律と税金を専門に扱う千代田区内唯一の弁護士 兼 税理士。 相続紛争など、家族にまつわる紛争案件と紛争案件の経験を生かした紛争予防(相続紛争や認知症によるトラブルの生前対策、税金対策)が強み。 「幸せの土台は家族関係」という想いから、日本中に感謝と敬意のある家族関係が増えることを目指して活動中。 息子(10歳)&娘(7歳)の父。 2010年弁護士登録。2018年税理士登録。 東大法学部卒。東大ボート部出身。淡青税務法律事務所所長。 倫理法人会、中小企業家同友会所属。