民事裁判では、ご承知のとおり、証拠が重要な働きをします。
裁判官は、双方の言い分のどちらが正しいのかを、基本的に証拠に基づいて判断します。
そのため、仮に証拠に細工をしたような不審な点があり、「この証拠は何か怪しいぞ」と思われたら、こんな証拠を提出してくるヤツを勝たせるわけにはいかない、という気持ちになり、そのような証拠を提出した人は一気に敗訴のリスクが高まります。
ですから、証拠に何か細工をするようなことは絶対にやめましょう。
例えば、
・過去の日記や手帳を書き換えたり、加筆修正したりしてはいけません
・Eメールなども、文章を加えたりしてはいけません。
「証拠は、作成されたときのまま保存しておく」これが基本です。